エンディングノートには、プロフィールや自分史、今まで生きてきたことの思い出や人生のところどころの出来事の感想などを書くことです。そして現在の健康状態について今後どのように生きていくかを決意するノートです。人生の最終章の葬儀・お墓についての希望を書いておくことも必要な事です。
そのほか全てに対して気がかりなことがあれば自由に記録していくのが普通です。またエンディングノートには、決められた項目や規格などもありません、人によって書く内容も書く量も違う為一般的なノートにしてしまうとある人にはちょうど良いページ枚数だけれどもある人にとってはページが余ってしまうなんてこともあるので、その都度ページを補充しながら書いていく方が自然と書き進めていけると思います。
エンディングノートを書く目的は、自分の歴史や過去を振り返ることにより「残りの人生を有意義に生きていけるようにリセットするチャンス」と「自分が亡くなった後に家族の負担を減らすこと」が目的となります。
エンディングノートのなかには、緊急時連絡先や、保険や年金などの情報、財産に関する事、自分の葬儀、供養に関して具体的に葬式について要望など、伝えたいことを記録しておくメッセージノートです。
エンディングノートと遺言書は全く違うものですが法的な効力が無いエンディングノートに、家族にたいしてのメッセ-ジとして活用できます。
貴重品の場所や口座番号、パスワードなど、亡くなった後に必要な情報はたくさんあるためまとめておくと残された家族が右往左往することがなくなります。その為自身で荷物整理、相続についても整理を行うことも大切です。